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株式会社めちゃコミック様
人事戦略策定
人事制度設計
研修
HRプロダクト支援
労務・業務整理
企業規模
100~300名
業種
コンテンツ配信事業
支援期間
支援中
背景・課題
PEファンドの参画により資本関係が変更となり、事業戦略の変革期を迎えました。それを支える人事制度・採用・労務基盤が追いついていない状況にあり、加えて、資本関係の変更に伴い、人事機能自体を社内に構築していく必要がありました。また、新たな経営陣の新しい方針を社内の実態に接続していくことも求められていました。
● 事業戦略の変革期に対し、既存の人事制度では、採用競争力と人材定着化の観点で課題があった
● 新体制における人事戦略の明文化が必要だった
● 人事制度の設計を担う専任者が一人しかおらず、制度づくりを推進する組織がなかった
● 労務業務が親会社にあり、内製化が必要だった
支援内容

人事戦略の整理・策定
報酬制度変更の依頼に対し、上流の事業戦略・組織戦略の整理から着手。人事制度コンセプトを決定

人事制度の策定と浸透支援
等級構造・評価項目・報酬反映方法を設計。手当が混在した給与構造の整理と人件費シミュレーションを実施。全組織長との等級定義すり合わせセッション(体現できている人/いない人の具体サンプルを用いた対話)、評価会議の設計・参加まで実

経営陣と社内の合意形成支援
新たな経営陣の方針と現場の実態の双方を踏まえ、制度設計の論点を整理。経営陣への説明・合意形成の場に入り、双方をつなぐ役割を担った

採用戦略の策定と実行支援
採用業務の効率化、特定ポジションにおける媒体・経路選定・スカウト設計・実行まで伴走。人事制度に連動した面接プロセス設計、面接の質問レベルまで構造化を実施

労務体制の構築支援
親会社受託業務の内製化を伴走支援。ニーズに合った社会保険労務士事務所の選定・紹介から、引き継ぎプロセス、業務プロセスの整備まで一貫して支援

組織開発支援
組織サーベイを起点に、組織長を巻き込んだ改善プロセス・会議体・打ち手を設計
成果・変化
● 人事戦略・制度の一体化
事業戦略と連動した人事戦略・制度により、育成すべき人材像と評価項目が整理された。スキルとスタンスという育成視点を評価に組み込み、人材開発の議論が共通言語で行われるように。実態と乖離した人件費変動の抑制にも成功
● 経営と現場をつなぐ意思決定プロセスの確立
経営陣の方針と現場の実態の間で論点が整理され、制度変更の合意形成が短期間で進んだ
● 制度の現場浸透
評価会議への参画を通じて、社内では気づきにくい運用上の課題が客観的に可視化され、次の改善につながるサイクルが生まれた
● 採用体制の内製化
採用業務の効率化、特定ポジションにおける媒体運用・スカウト運用の標準化、面接プロセスの標準化を自社で実現。人事制度と連動した見極めの研修により面接精度の向上に寄与(現在進行中)
● 労務業務の自走体制を確立
外部パートナーの選定から実務体制の設計まで整い、内製化が進んで自走できる状態に到達
● 組織課題の可視化と改善サイクル始動
暗黙的だった課題が可視化され、事業責任者クラスと議論しながら改善するサイクルが回り始めた(現在進行中)
人事の皆様
株式会社めちゃコミック
資本関係の変更を機に、事業戦略とともに人事のあり方も大きく変わることとなっためちゃコミック様。報酬制度の変更に始まり、等級・評価制度の見直し、採用体制の構築、労務業務の内製化、組織開発まで、ASHRは幅広い領域で長期にわたり伴走させていただきました。外部パートナーに何を求め、実際に何が変わったのか。人事の皆様に伺いました。

まず、外部の支援を求めようと思われた背景を教えてください。

資本関係や経営体制が大きく変わったことをきっかけに、人事制度もそれに合わせて変えていくことが急務だったという背景がありました。一方で、当社には人事制度の設計を専任で担う者が一人しかおらず、制度づくりを担う組織がない状態でした。そうした中で、一緒に伴走して手を動かしてくれる存在が必要だったというのが出発点です。

数あるパートナーの中で、ASHRを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。

従来からお付き合いのあるコンサルティング会社に対して、それまでの体制下では特段の不満があったわけではありません。PEファンドの参画による資本関係および経営体制の大きな変化に対して、PEファンドとの支援実績があるコンサルティング会社の支援が欲しいという中で、ASHRさんを紹介していただきました。実際のご経験があったという点が、我々としては頼りになると感じた最初のポイントだったと思います。

最初のプロジェクトは報酬制度の変更でした。特に難しかったのはどんな点でしたか。

これまでの人事制度は、過去の経営環境を前提に、会社業績に連動して賞与が伸びていく仕組みになっており、社員もそこにモチベーションを感じていました。事業競争環境が変わる中でその制度を見直すことになったため、きちんと社員に納得感を持ってもらえるかというところが不安でした。

そのプロジェクトの中で、ASHRが貢献できた点があれば教えてください。

経営体制が新しくなり、経営陣の新しい方針と、我々の言っていること、その両方を翻訳してまとめてくださったところは、すごくありがたいと思っています。細かいところで言うと、設計の際に、固定時間外残業代をはじめとした各種手当が混在している状態でした。そうした事情がなければ単純に整理できたのかもしれませんが、それらを踏まえながら設計するのは、かなり難しい作業でした。最後はASHRさんが納得できる形で提案してくださったので、作業としても非常に助かりました。シミュレーションについても全部やっていただいた、というところも大きかったです。社内の人事のように、経営視点と現場視点の両方から設計をしてくださいました。

その後、等級・評価制度の見直しにも取り組みました。振り返っていかがでしたか。

今まで細かく役割定義をしてこなかった、できないと思っていたところを、形にしていただけたというのは、すごくありがたかったです。等級制度もそうですが、評価制度についても、人材を今後育
てるという視点で、スキルとスタンスという新しい考え方を入れられたところが大きかったと思います。

制度の導入後は、部門長の皆様とのすり合わせセッションや評価会議への参画まで伴走しました。その点はいかがでしたか。

評価のプロセス、評価会議にまでASHRさんが入り込んでくださいました。その踏み込みが現在の制度の浸透の状況にかなり生きていると思います。自社内ではあまり気づけなかった点を、プロの目から客観的に見ていただき、そこから課題を発見していただき、次の改善につながっていく。そのような提案を、今後もファシリテーションをお願いしたいと思うくらい、頼りにしています。

制度以外では、採用領域でもご一緒しました。採用戦略の設計から実行のためのプロセス設計まで伴走しましたが、いかがだったでしょうか。

設計していただいた人事制度に紐付き、面接を質問レベルまで構造化していただき、それが動き出そうとしています。社内の部門責任者からも評価をいただいています。実行レベルまで伴走していただき、すごくありがたいと感じています。具体的な職種別の採用推進についても、ASHRのメンバーの方に入っていただきました。外部の知見を活かし、社内ではわからない市場環境のエッセンスを、きちんと盛り込んでくださっており、採用成功に繋がっています。

労務領域では、親会社側にあった給与業務全般の引き継ぎを支援しました。その点はいかがでしたか。

まず、当社のニーズに合った社会保険労務士事務所をご紹介いただけたこと。そして、そこへの引き継ぎに至るまでのプロセスにもASHRのメンバーの方に入っていただき、最後までちゃんと導いてもらったところは、すごくありがたかったです。業務設計を支援していただき、スムーズに引き継ぎが実施できました。

ご支援が長期にわたり、ご支援の領域も人事制度から採用・労務まで多岐にわたりました。ASHRの特徴はどこにあると感じられますか。

1点目はスピード感と小回りの利き方です。対応のスピードから自社の理解まで、かなりスムーズにしていただきました。
2点目は、同じ担当を起点に、人事の複数領域でご支援いただけることです。同じ担当でご支援いただけることが助かっています。分断することなく統一感を持って進められました。
3点目は、当事者としての肌感の高さです。実務まで入り込んでいただき、その目線で動きつつ、経営幹部の意向も組み込みながら進めていただきました。机上の空論ではなく、人事として現場を推進してきた経験を元にアドバイスや提案をい ただけるので、社内の人という感覚でした。
加えて、株主であるファンドの意向まで理解した上で設計してくださいました。経営陣への問いかけや説得の場面で間に入っていただいているのは、すごくありがたいです。ASHRさんの大きな強みであると思います。従来は社員が中心となって下から積み上げていく人事施策の設計の進め方だったので、そのままいくとうまくぶつかってしまうという懸念がありました。そういう面で入っていただけたのは大きかったです。

現場の部門長の方々とも直接やりとりされていますが、社内での受け止められ方はいかがですか。

評価会議などでASHRさんが入られて一緒に議論しているので、社外の人のようにという感覚ではないですね。違和感なく、なんならいるのを忘れているくらいの気持ちで、みんな言いたいことを言っているという感じです。

最後に、どのような課題を持つ企業にASHRを勧めたいですか。

新しく作り上げるとき、作り直すときはいいんじゃないでしょうか。これまでの人事制度の延長で、ちょっと直すだけということであれば、多分内部でもできてしまうのかなという気もしています。当社の場合は大きく変化し、壊してゼロから作るという状況だったので、そういう局面に合っているのだと思います。経営陣が変わったり、資本関係が変わったりして、異なる経営スタイルとの間で翻訳が必要になる場面では、特にお願いする価値があると感じています。
【株主様からのお声】
当社が投資を通じて企業価値の向上を目指すうえで、経営戦略と連動した人事の仕組みづくりは重要なテーマの一つです。
めちゃコミック社においては、新たな経営方針を現場が納得できる制度へと落とし込んでいく必要がありましたが、ASHR社には、経営側の意図と現場の実態の双方を理解した上で、スピード感を持って設計から実行までを担っていただきました。
投資先の変革局面において、こうした伴走型の支援は非常に心強いものであったと感じております。
ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社
ポートフォリオオペレーティングチーム
プリンシパル 宗像秀明

